【家庭菜園・トマト ナス仕立て編】百均資材でガッチリ組む「本支柱立て」と夏野菜の仕立て術

家庭菜園

6月上旬、夜間の最低気温もようやく安定し、我が家のトマトとナスは無事にあんどんを卒業しました。防風壁がなくなってスッキリしたのも束の間、初夏のまぶしい太陽を浴びた夏野菜たちの成長スピードは、ここから一気に加速します。

あんどんを支えていた4本の細い仮支柱では、これからの爆発的な生長と、初夏特有の強い突風を支えきれなくなってしまいます。そこで今回は、株がグンと伸びる6月中旬までに必ずやっておきたい「本支柱への移行」と、トマト・ナスそれぞれの「仕立て方のコツ」をボリューム満点でお届けします!

コスパ最強!百均(ダイソー・セリア)で揃う本格支柱資材

本格的な支柱を組むとなると「園芸店で高い資材を買わなきゃいけないの?」と思いがちですが、最近の100円ショップの園芸コーナーは本当に優秀です。我が家でも、園芸サイトや先輩ブロガーの記事を参考にしながら、ダイソーやセリアなどの百均資材をフル活用しています。

今回用意したのはこちらのエース資材たちです。

  • 150cm〜180cmの太口スチールパイプ(イボ付き支柱): トマトは背が高くなるので180cm、ナスは150cmクラスの太さ11mm〜16mmのものがブレなくて安心です。
  • 支柱連結クリップ(クロスバンド): 支柱と支柱を十字にガチッと固定できる便利グッズ。昔のように麻ひもを何度もぐるぐる巻きにする手間が省け、ワンタッチで強固な骨組みが作れます。
  • ナス用リング支柱(あさがお用フレーム): ナスの「3本仕立て」をズボラかつ綺麗に誘引するための秘密兵器です。

手稲山からの吹き下ろしに負けない!ガッチリ本支柱の打ち込み方

札幌の初夏は、時折びっくりするような強風(手稲山からの急な吹き下ろしや雷雨に伴うガストなど)が吹き抜けます。せっかく大きく育った苗が根元からポッキリ折れてしまっては目も当てられません。本支柱を立てる際は、以下のステップで基礎を固めます。

  1. 株元から10cm〜15cmほど離した場所に挿す: 近すぎると大切な根をブチブチと傷つけてしまうため、少し離した絶妙な位置を見極めます。
  2. 土中へ最低でも30cm以上は打ち込む: 手で軽く挿しただけでは風でぐらつきます。体重をかけてググッと、地中深くまでまっすぐ垂直に刺し込みましょう。土が固い場合は、あらかじめ細い棒で下穴を開けておくとスムーズです。
  3. 複数株あるなら「横一文字」につないで補強: 単独で立っている支柱は風に弱いですが、それぞれの支柱の最上部をもう1本の横支柱で繋ぎ、連結クリップで固定して「一体化」させると、驚くほど強風に強くなります。

トマトとナスで大違い!6月中旬の正しい仕立て術

支柱が立ったら、いよいよ苗を固定して理想の形に誘導する「仕立て」の作業です。ここで重要なのは、トマトとナスでは目指すべきゴールが全く異なるという点です。

① トマトは王道の「直立1本仕立て」

トマト(特にミニトマトや中玉トマト)は、主枝1本だけを上へ上へと伸ばしていく「1本仕立て」が基本です。先日のあんどん卒業直後に続き、主枝と葉の付け根から出てくる「わき芽」は、見つけ次第すべて手でポキポキと摘み取っていきます。

風でブラブラしないよう、麻ひもを使って「エイト結び(数字の8の字を描くように交差させ、茎側には指2本分のゆとりを持たせる縛り方)」で、生長に合わせてこまめに支柱に誘引してあげましょう。

② ナスは風通し抜群の「3本仕立て」

放っておくと四方に枝が広がり、自分の実の重みで自滅してしまうナス。こちらは「3本仕立て(扇型)」が正解です。

一番最初につく花(一番カ)のすぐ下にある、勢いのある元気なわき芽を2本だけ残し、「主枝1本+わき芽2本=計3本」の太い枝をメインの骨組みとして育てていきます。これ以外の株元の細いわき芽や、泥跳ねが当たりそうな下葉は、病気予防のために思い切ってスッキリ散髪(下葉処理)してしまいます。

【ズボラ流:ナスはリング支柱で囲むだけでもOK】
本来の3本仕立ては、3本の支柱を扇状に斜めに広げて挿し、それぞれの枝を1本ずつ結んでいくのですが、これが結構場所を取る上に面倒です。
そこでおすすめなのが、百均の「あさがお用リング支柱」をスポッと株にかぶせてしまう方法。伸びてきた3本の枝を、リングの枠に預けるように外側へやんわり固定していくだけで、簡単に日当たりと風通しの良い「扇型」に近い空間が作れます!狭いスペースで育てている方には特におすすめの裏ワザです。

初夏の風を味方につけて、目指せジャングル化阻止!

6月中旬にしっかりとした骨組み(本支柱)を組み、仕立ての方向性を決めておくことで、7月以降の「葉っぱジャングル化」を未然に防ぐことができます。

ガッチリ固定された苗たちは、心なしか嬉しそうに葉を広げているように見えます。ここまで来れば、次はいよいよ待望の黄色や紫の花が開花し、可愛らしい「最初の実」との対面です。次回のレポートもお楽しみに!

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