ゴールデンカムイ×函館2026|聖地巡礼と知っておきたい北海道の歴史

ひとりごと

「金カム民、函館に集合確定ッ!!」

そんな声がSNSに溢れたのが今年の春。2026年4月28日から始まった特別イベント「ゴールデンカムイ 黄金に染まる函館」が、函館の街を丸ごとジャックしている。

ファンにとっては待望のコラボ。でも「ゴールデンカムイって名前は聞いたことあるけど……」という人にとっては、「なんでそんなに盛り上がってるの?」と思う話かもしれない。

そこで今回は、ゴールデンカムイをよく知らない人でも楽しめる「函館の歴史と見どころ」と、ファン向けのイベント情報を合わせてお届けする。


ゴールデンカムイって何?(3分で理解できる版)

ゴールデンカムイは、明治時代末期の北海道を舞台に、アイヌの埋蔵金をめぐるサバイバルバトルを描いた野田サトルの漫画作品だ。主人公は日露戦争の生き残り・杉元佐一と、アイヌの少女・アシㇼパ。2人が北海道の大地を駆け回りながら、謎の埋蔵金を追う。

北海道の自然・食文化・アイヌ文化・明治の歴史が徹底的にリサーチされていることで知られており、「マンガで北海道を学べる」とファン以外にも高く評価されている。函館はその作中に登場する重要な舞台のひとつで、五稜郭や函館山が作品の鍵を握るシーンに登場する。


イベント「黄金に染まる函館」の基本情報

開催期間2026年4月28日(火)〜7月26日(日)
主な会場函館市内全域(七飯町・北斗市の一部も含む)
主なコンテンツフォトスポット・デジタルスタンプラリー・ARラリー・市電ラッピング・コラボメニュー・物販など
入場料基本無料(一部施設は有料)

街全体が舞台になる「周遊型」のイベントだ。チケットを買って会場に入るというより、函館の街を歩き回りながら各スポットを巡っていくスタイル。観光がてら楽しめる構成になっている。


主なコンテンツをざっくり紹介

📸 フォトスポット&キャラクタースタンディ

作品の舞台となったスポットや観光施設に、キャラクタースタンディが設置されており、現地で記念撮影ができる。杉元・アシㇼパ・土方歳三・尾形など、おなじみのキャラクターたちが函館の名所に佇んでいる。

ファンには「現地でキャラと写真を撮れる」という体験そのものが目的になるが、キャラクターを知らない人が見ても「なんかいい雰囲気の等身大パネルがある」くらいの違和感はない(たぶん)。

🗺 デジタルスタンプラリー&ARラリー

スマートフォンを使って函館市内を巡るデジタルスタンプラリーと、ARでキャラクターが出現するARラリーが実施されている。「観光しながらゲーム感覚で周る」という現代的な楽しみ方だ。

ゴールデンカムイを知らなくても、ARでキャラクターが現れる体験は純粋に面白い。

🚃 市電ラッピング

函館の路面電車・市電がゴールデンカムイのラッピングになっている。函館の観光には市電が欠かせないので、乗るたびに作品の世界観に浸れる。ラッピング市電を狙って撮りに来るファンも多い。

🍽 コラボメニュー

市内の飲食店とのコラボメニューも展開しており、対象メニューを注文するとアクリルコースターが付いてくる。グルメ目的でも楽しめる構成だ。函館の海鮮やラーメンがコラボメニューになっているケースもあり、食べ歩きと組み合わせると一石二鳥。


ゴールデンカムイを知らなくても楽しめる「函館の聖地」

ここからは、ゴールデンカムイのファンでなくても純粋に面白い、作品にゆかりのある函館のスポットを紹介する。

🏯 五稜郭(ごりょうかく)

言わずと知れた函館の象徴。幕末に築かれた星形の西洋式城郭で、箱館戦争(戊辰戦争の最後の戦い)の舞台となった場所だ。ゴールデンカムイでは土方歳三が絡む重要なスポットとして登場する。

五稜郭タワーから見下ろすと星形の美しさが一目瞭然。今年の特別イベントでは五稜郭タワーが作品カラーのイエローでライトアップされる企画もあった。

🌋 函館山

函館のシンボルといえば夜景。標高334mの函館山からの夜景は「世界三大夜景」にも数えられる(異論はあるが)。ゴールデンカムイでも函館山は重要な舞台として登場する。

夜景を見ながら「ここであのシーンが」と感じられるのは、聖地巡礼ならではの体験だ。

🏛 旧函館区公会堂・元町エリア

明治・大正時代の洋風建築が立ち並ぶ元町エリア。ゴールデンカムイの時代背景(明治末期)と建築様式が一致しており、作品の世界観に入り込みやすい。坂の上から見下ろす函館湾の景色は、マンガの背景そのものだ。


「ゴールデンカムイ」が教えてくれる函館の歴史

ゴールデンカムイが北海道を舞台にしていることには、深い理由がある。

明治時代の北海道は、アイヌ文化と和人文化、そして西洋文明が激しく交錯する場所だった。函館はその玄関口として、日本で最初に開港した港のひとつ。幕末の箱館戦争、明治の開拓、アイヌとの関係——さまざまな歴史が重なっている。

ゴールデンカムイはそういう「北海道の複雑な歴史」を、エンターテインメントとして描いた作品だ。読んでから函館を訪れると、街の見え方がまるで変わる。

読んでいない人は、まず1巻だけ読んでから来ることをおすすめしたい。


まとめ:「黄金に染まる函館」基本情報

  • 期間: 2026年4月28日〜7月26日
  • エリア: 函館市内全域(七飯町・北斗市の一部も含む)
  • 主なコンテンツ: フォトスポット・スタンプラリー・ARラリー・市電ラッピング・コラボメニュー
  • 入場料: 基本無料
  • 公式サイト: kamuy.anicarm.com

7月26日まで開催中。
個人的には、アシリパのチタタプ・杉本のオソマ。といったメニューがあるといいと思う。ヒンナ、ヒンナと言いながら食べてみたい。
函館観光を考えている人は、このイベントとセットで計画すると一度で二度おいしい。


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