採れすぎ夏野菜、冷凍でムダなし保存!
以前、ズッキーニときゅうりの冷凍保存方法を紹介しましたが、
関連記事:【家庭菜園】ズッキーニ&きゅうりの採れすぎ問題 これで解決!大量消費レシピと冷凍保存
他にも定番の夏野菜 ナス、ピーマン、トマトが採れすぎて困っている人 いませんか?
次々に収穫できて嬉しい反面、「食べきれない」「しおれてしまった」なんてことも。
夏野菜はこの夏暑すぎて、生育不良が発生して 販売価格が高騰しているようです
食べきれずに破棄してしまうのはもったいない!
そんな定番野菜達も工夫次第で冷凍保存できちゃいます!。
ちょっとしたコツで、夏野菜を長く、美味しく保存できます。
ナスの冷凍保存方法

炒め物や煮びたし向き
- 保存期間:約1か月程度
- 方法① 生のまま冷凍
- ナスを輪切りや乱切りにし、水にさらしてアク抜き(5分)
- 水気をしっかり拭き取り、ラップで小分け冷凍 or ジップ袋へ
- 方法② 炒めてから冷凍
- 多めの油で炒めてから、粗熱をとって冷凍
- 食感が良く、解凍後に煮物や味噌汁に最適
- おすすめ調理:炒め物、麻婆ナス、味噌汁、揚げ浸し
ピーマンの冷凍保存方法

切って冷凍でそのまま使える!
- 保存期間:約1か月程度
- 手順:
- ピーマンは縦半分にカットし、ヘタと種を取る
- 細切り or 一口大にカット
- そのままジップ袋で冷凍(水分はふき取る)
- 解凍せずにそのまま炒め可能
- おすすめ調理:チンジャオロース、肉巻き、炒め物、味噌炒め
トマトの冷凍保存方法

冷凍→水に当てると皮むき簡単!
- 保存期間:約1か月程度
- 方法① 丸ごと冷凍
- ヘタを取ったトマトを丸ごとジップ袋で冷凍
- 使用時に水をかけると皮がつるっとむける
- 方法② カットして冷凍
- 角切りやスライスにして冷凍すれば時短調理にも◎
- おすすめ調理:ミートソース、カレー、スープ、煮込み料理
冷凍保存の共通ポイント
- 水分はよくふき取る
- なるべくバラ凍結(バットなどで冷凍後、袋に入れる)がおすすめ
- 冷凍後はなるべく加熱調理で
✅保存法まとめ表
野菜 | 方法 | 保存期間 | 解凍後の用途 |
---|---|---|---|
ナス | 生 or 炒めて冷凍 | 約1か月程度 | 炒め物、煮浸し、味噌汁など |
ピーマン | 切ってそのまま冷凍 | 約1か月程度 | 炒め物、チンジャオロース等 |
トマト | 丸ごと or カット | 約1か月程度 | ソース、煮込み、スープなど |
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その野菜そのまま冷凍、ちょっと待って!
家庭菜園でたくさん採れた野菜を「とりあえず冷凍」していませんか?
でも実は、野菜の中には冷凍に向かない種類や、失敗しやすい保存方法もあります。
野菜ごとの特徴を知って、上手に保存しましょう。

冷凍NGまたは注意が必要な野菜一覧
野菜名 | NG理由 | おすすめ対処法 |
---|---|---|
じゃがいも | 解凍後にスカスカ・ボソボソになる | 洗わずに新聞紙に包んで暗所に常温保存が基本。冷凍するならマッシュしてからがおすすめ |
レタス・サニーレタス | 解凍すると水分が出てグチャグチャ | 冷凍せず、生食 or 加熱調理が基本 |
大根 | 生のまま冷凍するとスポンジ状に | 煮物にしてから冷凍すればOK |
玉ねぎ | 解凍後に水分が出てドロドロ | 皮が付いたままネットに入れて、風通しが良い日陰に吊るして保存が基本。冷凍するなら炒めてから |
もやし | 解凍後に歯ごたえゼロ・水っぽい | 加熱して冷凍するか、使い切りがベスト |
失敗しがちな冷凍例と対策
- そのまま冷凍 → 食感崩壊
野菜は水分が多い=氷結で組織が壊れるので、事前の処理が重要。 - 水気をふかず冷凍 → 霜だらけ
冷凍前は必ずキッチンペーパーで水分を拭き取るのが鉄則。 - ラップなし・袋が密閉されていない → 冷凍焼け
空気に触れると酸化し、色も味も落ちる。ピッタリ密閉が基本。 - 解凍方法ミス → ぐちゃぐちゃに
自然解凍や電子レンジ解凍は失敗のもと。
野菜の多くは凍ったまま加熱調理がベスト。
どうしても冷凍したい時の工夫
- 食感を気にしない料理(煮込み、カレー、スープ)に使う
- 「下ごしらえ後に冷凍」する(炒める・茹でる・調味する)
- ミックス野菜として使い切りやすく小分け冷凍
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まとめ|夏野菜を冷凍で使い切る!
ナス・ピーマン・トマトは、冷凍することで保存期間が延び、家庭菜園の恵みをムダなく味わうことができます。
野菜はそれぞれ水分量や繊維の構造が違うため、冷凍との相性にも差があります。
むやみに冷凍せず、野菜ごとの特徴を知ることも大切です。
忙しい日にも、冷凍庫からポンッと出して簡単調理!
冷凍保存をうまく使って、毎日の食卓に家庭菜園の彩りを取り入れていきましょう。
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