ジャガイモの芽を待つ間に。ほうれん草と小松菜が教えてくれる「春の訪れ」

芽が出た野菜 家庭菜園

札幌のゴールデンウィーク。
街の桜は例年より早く咲き、もう見頃が過ぎたようですが、家庭菜園を楽しむ私たちにとっては、また別の「開花」が待ち遠しい季節です。

先日、丹念に耕した土に託したジャガイモの種芋たち。
芽が出るまでにはあと2週間ほどかかりますが、その「静かな時間」を彩ってくれる先客たちが顔を出そうとしています。

土を割って現れた、小さくて力強い「春のサイン」

ジャガイモの畝(うね)の隣、先日種をまいたほうれん草と小松菜。
今朝見に行くと、しっとりと湿った黒土を押し上げて、瑞々しい双葉がぴょこんと顔を出していました。

まだ指先ほどの小さな芽ですが、札幌の厳しい冬を越え、ようやく温まり始めた土のエネルギーを全身で表現しているようです。
この「発芽の瞬間」を目にするたびに、今年もまた菜園シーズンが本格的に始まったのだと、背筋が伸びる思いがします。

ジャガイモの芽を待つ「贅沢な2週間」

メインイベントであるジャガイモは、まだ土の中でじっと準備中。
地上には何の変化も見えないこの時期は、初心者の方だと「本当に大丈夫かな?」と不安になるかもしれません。

でも、この何も見えない時期こそが、実は一番ワクワクする時間。
隣で元気に育つ葉物野菜を眺めながら、「あっちの畝からも、もうすぐ力強い芽が出てくるはず」と想像を膨らませる。
この待ち時間こそが、札幌の短い夏を惜しむガーデナーにとっての贅沢なひとときではないでしょうか。

札幌特有の「リラ冷え」に備えて

とはいえ、4月末から5月にかけての札幌は、油断すると「リラ冷え」がやってきます。
日中の日差しに誘われて薄着で作業をしていると、夕方の冷え込みに驚かされることも。

【今、気をつけていること】

せっかく出たばかりの繊細な芽が寒風に当たらないよう、夜間は不織布をふんわりとかけて「おやすみ」の準備をしています。
地温を下げないためのちょっとしたひと手間が、6月の収穫を左右します。

おわりに:GWは畑でリフレッシュ

大型連休といっても、遠出をするだけが楽しみではありません。
朝の冷たい空気を吸い込みながら、芽吹いたばかりの野菜たちと対話する。
そんな静かなゴールデンウィークも、札幌の暮らしらしくて良いものです。

皆さんの畑では、どんな春のサインが見つかりましたか?ジャガイモの芽が出るその日まで、まずはこの瑞々しい若葉たちの成長を、ゆっくりと楽しみたいと思います。

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