こんにちは。
5月に入り、ようやくストーブが要らなくなり 灯油代も気にせず暮らせるようになりましたね。
我が家では、朝カーテンを開けて、小さな裏庭の菜園をぼんやり眺めるのが最近の日課です。
ふきのとうが終わり、チューリップが咲き終わる頃。
「さあ、今年もこの畑に何を植えようかな」と考えるのが、春の楽しみ。
今日はそんな北海道の小さな裏庭から、家庭菜園と節約と、ちょっとの豊かさについて、あまのじゃくな目線でひとりごとを綴ってみたいと思います。
■ 何でも値上げばかりの春。でも、我慢は続かない
最近、スーパーで「また上がってる…」とつぶやく回数、増えてませんか？
- 玉ねぎが1玉98円
- ミニトマト1パック328円
- 小ネギやサラダほうれん草もじわじわ値上がり
- 米はいつになったら安くなるんだ？
「家計のやりくりを見直さなきゃ」と思っても、食べたいものをガマンするのはなんか違う。
そもそも、我慢ばかりの節約って、長続きしないんですよね。
■ そんな時に「家庭菜園」という選択肢
小さな裏庭での家庭菜園で節約はできるのか？
値上げしてるのはスーパーの野菜だけじゃない
ホームセンターの苗も高くなりましたよね
肥料もすごく高くなりましたよね
高い苗を植えて 高い肥料をやって 水を撒いて 時には害虫駆除や寒さ対策 強風対策やら
雑草対策などをやって 手間ひまかけて育てて
本当に節約できるの？
スーパーで買った方が安くない？
違う！ 家庭菜園は節約するためにやってるのではない！
自分で手間ひまかけて育てるのが楽しいのだ！
自分で育てたものを収穫するのが嬉しいのだ！
自分で育てたものを食べるのが最高なのだ！
そうやって暮らしを整えるのが家庭菜園だと思う。
■ 北海道の春の家庭菜園、こんな楽しみがあります
◆ ミニトマトとバジルは北海道菜園の鉄板コンビ
我が家の小さな裏庭で“絶対に外せない”のがこの2つ。
- ミニトマト → 育てやすく、たくさん採れる
- バジル → トマトの横に植えると虫除け効果＆味の相性抜群！
ピザトーストにのせたり、刻んでパスタに絡めたり。
「うちで採れたトマトとバジルだよ〜」というだけで、子どもたちもやけに食いつきます。
◆ リーフレタスと小ネギは“食費の即戦力”
スーパーでサラダ用の葉物が高くなったな〜と思う時期でも、
裏庭にちょこっと出れば、必要な分だけ収穫できるありがたさ。
- リーフレタス → 外葉をちぎってもどんどん再生するエコ作物
- 小ネギ → 冬は鉢に避難すれば年中収穫可能！
「買わずにすむ」だけじゃなくて、「わざわざ買いに行かなくていい」のが最大の節約ポイントかもしれません。
◎ 「元を取る」は気にしない
苗や土、支柱などにかかる初期費用を「収穫量で回収するぞ！」と意気込むと、疲れます。
むしろ、「ちょっと手間かけて遊びながら、ついでに得できたらラッキー」くらいがちょうどいい。
◎ “無駄を減らす”より、“満足を増やす”
家庭菜園って、節約というより**“満足感の高い時間”を自分で作れる方法**なんですよね。
- 土に触れて癒される
- 成長を見るのが楽しい
- 採れたて野菜の味に驚く
お金をかけずに、こんなに豊かな体験ができるって、考えてみたらすごくコスパのいい趣味だと思いませんか？
■ 地元ならではの楽しみも
◆ 園芸シーズンは“ホームセンター巡り”が娯楽になる
札幌って園芸用の資材がそろいやすい！
- ジョイフルAK
- DCMホーマック ホーム Depo
- コメリ
- スーパービバホーム
- カインズ
どこに行こうか迷いますよね。
どこも季節になると野菜苗や花苗がずらりと並びます。
店員さんのアドバイスもけっこう的確。
園芸品以外のものでも見ているだけで楽しい、時間を忘れてあちこち見てしまいます。
「今日は何も買わずに帰ろう」と思って行っても、珍しい苗を見つけるとつい買ってしまう
なんてこともよくある。
◆ 地元の人との“苗トーク”が楽しい
「トマト、今年はアイコにした？」
「ナスの苗はあそこの方が安いよ！」
「うち、キュウリが毎年枯れちゃうんだよね〜」
近所の方や知り合いとそんなやりとりが自然にできるのも、家庭菜園の楽しみでもあります。
■ 最後に：節約って“自分の暮らしの舵をとること”
もちろん、家庭菜園だけで生活が激変するわけじゃありません。
でも、自分の手で土を耕して、苗を植えて、陽を浴びながら水をあげるという行為は、
不思議と「面倒には感じない 生活のリズムの中に自然と馴染んで心地よい時間になる」
そんな気持ちになります。
それは金額に換算できない、でも確かに“豊か”と言える体験。
ストーブがいらなくなった北海道の春、
財布のヒモをきつくする前に、スコップ片手に土いじり、おすすめです。
どうか、みなさんの畑にもたくさんの恵みがありますように！
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