【家庭菜園実践編】札幌の春、最初の耕耘(こううん)で「やってはいけない」3つのこと

土を耕す 家庭菜園

春の日差しが降りそそぎ、土は乾き、貴方の手にはクワが握られています。
札幌の短い菜園シーズンが、今まさにキックオフされました。

しかし、はやる気持ちに任せて「力任せ」に突き進むのは危険です。
今の時期にやりがちな「地雷」を避けて、スマートに土作りをスタートしましょう。


「深掘り」という名の地熱テロ

表面が乾いているからといって、いきなり30cm掘り返していませんか?
今の札幌の地中は、まだ「天然の冷凍庫」です。
深く掘りすぎると、地下に眠る冷気を表面に呼び起こし、せっかく暖まり始めた地温をリセットしてしまいます。

【正解のムーブ】

まずは表面10cm〜15cmを軽くほぐすだけ。
太陽の熱を土の隙間に流し込み、地中の氷河期を終わらせるイメージで「浅く、広く」が鉄則です。


去年の「残党」を無視して混ぜる

耕していると、去年の作物の茎や、どこから来たのか分からない謎のビニール片、そしてカチカチに凍った石が出てくるはずです。

「面倒だから一緒に埋めちゃえ」……その一瞬の怠慢が、数ヶ月後に伸びてきたデリケートな根っこを遮り、野菜たちを絶望させます。
この時期の耕耘は、土を混ぜるためではなく「異物を強制送還するため」の時間だと心得てください。


耕した直後の「即・肥料」投入

耕してフカフカになった土を見ると、すぐに肥料をあげたくなるのが親心。
ですが、石灰や堆肥、元肥を一気に入れるのは、寝起きの胃袋に特盛りカツ丼をぶち込むようなものです。

特に石灰と肥料を同時に混ぜると、化学反応でアンモニアガスが発生し、せっかくの栄養が逃げてしまいます。
まずは石灰で酸性を中和し、1週間置いてから堆肥、さらに1週間置いてから元肥……。
この「お預けタイム」こそが、プロの菜園家の証です。

【本日のまとめ】

一気に深掘りしない(冷気注意)!
去年のゴミを逃さない(根の邪魔)!
肥料は段階を踏んで(お腹壊す)!
焦る気持ちをクワに乗せて、まずは「浅く、優しく」始めましょう。

さあ、これで土の基礎工事はバッチリです。

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