前回、雪解け直後のドロドロの庭を前に、クワを捨ててビールを飲むよう諭された我々札幌の菜園ジャンキーたち。
あれからじっと我慢の子で太陽の恵みを待ち続けました。
そしていつか必ずその時がやってきます。
祝・土の握りテスト「合格」!
ギュッと握り、指で突くとホロリと崩れる。
それは、土が私たちに「耕していいよ❤️」と囁いた瞬間です。
(※泥団子のままなら、まだ早すぎます。敗者復活戦へ。)

1. 狂乱の「軽い耕耘(こううん)」
「合格」のサインが出た瞬間、我々の理性は吹き飛びます。
クワを握りしめ、数ヶ月ぶりに土の匂いを胸いっぱいに吸い込みながら、ひたすら地表を軽く耕す。
「酸素だ!酸素を入れろ!」
「去年、ここに何を植えたっけ?」
「あ、またカピカピになった去年の軍手が出てきた。」
そんな独り言をブツブツ言いながら、傍から見れば怪しい儀式に見える「耕耘」が、札幌の庭のあちこちで同時に始まります。
2. まだ「深掘り」はNG、これはお預け
ただし、ここで調子に乗って地中深く(30cm以上)までクワを突き立てるのは禁物です。
⚠️ 注意:地温の壁
表面は乾いていても、地中はまだ「冷凍庫」です。
今、下手に深掘りすると、地中の冷気が表面に上がり、せっかく暖まった土の温度を下げてしまいます。
今はただ、地表10cm程度を軽くほぐし、太陽光を浴びさせて地温を上げる。
「焦らす」のが、札幌流の愛し方です。
3. 妄想から現実へ、そして筋肉痛へ
土に触れたことで、冬の間温めていた「妄想」が現実味を帯びてきます。
「よし、ここにジャガイモを3列、その奥にトマトを……」
「いや、ナスとピーマンも捨てがたい……」
頭の中ではすでに満開の夏野菜が収穫されていますが、現実はまだ4月初め。
そして、数時間クワを振るっただけで、明日は確実に「腰痛という名の冬の逆襲」に遭います。
【本日の菜園格言】
土の合格は、腰痛の開幕。
焦らず、軽く、酸素を入れて。
札幌の春は、クワの振動から始まる。
次は、いよいよ肥料の投入か、それとも「まだ早い」と分かっていながら種芋を買いにホームセンターへ走るか。
土さえできれば、貴方の妄想はもはや誰にも止められません!
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