11月以降の冬でも野菜が育つ?北海道で人気の「リボベジ」とは

窓辺の野菜 家庭菜園

11月になると北海道では家庭菜園ができない? そんなことはありません!
雪に覆われた北海道の冬でも、ちょっとした工夫で「家庭菜園」を楽しむことができます。
その代表が「リボベジ(リボーン・ベジタブル)」です。
これは、スーパーで買った野菜の根や芯を水に浸けて、もう一度育てる再生栽培のこと。
暖かい室内で、自然光さえあればLEDライトも不要。手軽に“緑のある暮らし”を楽しめます。

再生栽培に向いている野菜ベスト5

① ネギ(青ねぎ・長ねぎ)

根元を3~5cmほど残して水に浸けておくだけで、数日で新しい芽が伸びてきます。
根が傷まないよう、水は毎日交換を。数回収穫できるのでコスパも抜群です。

② 豆苗(とうみょう)

スーパーのカット済み豆苗を再利用。
根と豆が付いた部分を残して浅い容器に水を張り、窓辺に置くだけ。
1〜2週間ほどで再収穫できます。2回目までは十分に育つため、冬の節約菜園にも最適です。

③ レタス(サニーレタス・リーフレタスなど)

株の根元部分を2〜3cm残して浅い水に浸けておくと、中心部から新しい葉が展開します。
発芽後は水を浅めに保ち、蒸れ防止のため通気性を確保しましょう。

④ チンゲン菜・小松菜

根元をカットして水に浸けると、1週間ほどで中心から新しい葉が出てきます。
水だけでも育ちますが、週に1度ほど液体肥料を薄めて与えるとより元気に育ちます。

⑤ 人参・大根のヘタ

人参の上部(ヘタ)を1cmほど切って皿に置き、浅く水を張ります。
数日で小さな葉が出て、見た目にも可愛らしいインテリアに。料理の彩りにも使えます。

リボベジを成功させる3つのコツ

  1. 日当たりのよい窓辺を選ぶ 冬でも日中は自然光が入る窓辺がベスト。南向きが理想です。
  2. 水は毎日交換する ぬめりやカビを防ぎ、根が腐るのを防ぎます。気温が低くても清潔を保つことが大切。
  3. 風通しを確保する 暖房の風が直接当たる場所は避け、湿気がこもらないようにしましょう。

土に植え替えるとさらに長持ち!

根が十分に伸びたら、小さな鉢やプランターに植え替えるのもおすすめ。
豆苗やレタス類は、培養土に移すと長く収穫を楽しめます。
水栽培より乾燥しやすいので、表面が乾いたら軽く水を与える程度でOK。

冬のリボベジで楽しむ北海道の“プチ菜園ライフ”

真冬の北海道では外の畑は雪の下。
でも、窓辺の小さな器ひとつで、新しい芽が生まれる喜びを感じられます。
暖房の効いた部屋の中で、成長を眺めるだけでも癒やし効果抜群。
水と自然光があれば、誰でも簡単に始められるのがリボベジの魅力です。

まずは冷蔵庫にある「ネギの根元」から試してみましょう。
小さな一歩が、冬の暮らしをちょっと明るくしてくれます。

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