年々暑さが増している日本の初夏。今年の梅雨 なんか変ですね? 昔はしとしと長雨というイメージでしたが、最近は豪雨 かと思いきや梅雨前線がどこかに行っちゃった?
家庭菜園では、野菜たちが猛暑でダメージを受けやすい時期でもあります。
猛暑から「大切な野菜を守る6つのポイント」
ここ数年、北海道の小さな裏庭でも6月の後半には30℃を超える日が珍しくなくなりました。
今回は、6月以降の猛暑から「大切な野菜を守るための6つのポイント」をあげてみました。
暑さに負けず、おいしい野菜を収穫するためのヒントが満載です!初心者必見です!

朝の水やりが勝負!タイミングと方法

6月以降の強い日差しと気温の上昇により、日中の水やりは逆効果。
気化熱で根を冷やすどころか、蒸し風呂のような環境になり、根腐れや病気を招きます。
✔ 朝6〜8時の早朝にたっぷり水を与える
✔ 葉にかけず、株元にしっかり注ぐ
✔ プランター栽培は特に乾燥に注意
気温が上がる前に水を与えることで、野菜が1日を元気に過ごせます。
特に朝の水やりは、土壌の温度をコントロールする重要な手段です。
時間が取れない方は、タイマー式の自動散水機の導入も検討してみましょう。
土の乾燥&高温を防ぐマルチ活用

直射日光があたると、土の表面温度は40度を超えることも。
根が傷んでしまう前に、マルチで土を守りましょう。
✔ 敷き藁・バークチップ・草マルチで保湿と保温
✔ 新聞紙+刈草で手軽な即席マルチもOK
✔ 雑草防止にも一役買う
マルチは見た目にも涼しげで、畑全体の雰囲気も良くなります。
また、雨が少ない年でも保水性が高まるため、梅雨明け以降の乾燥期にも強い畑作りができます。
地温を安定させることで根のストレスを軽減し、収穫量の安定にもつながります。
雑草対策・マルチングについては下記「関連記事・おすすめ記事リンク」を参照してください。
日よけ対策は遮光ネットで決まり

特に葉物野菜は暑さと強光に弱く、すぐに葉焼けや生育不良を起こします。
✔ 寒冷紗や遮光ネットを設置(遮光率30〜50%がおすすめ)
✔ 支柱やアーチを使えば簡単にトンネル型にできる
✔ 昼間の直射日光をカットし、適度に風通しも確保
ナスやピーマンなど果菜類にも日よけが効果的です。
暑さだけでなく、強風やヒョウから野菜を守る役目も果たしてくれます。
最近では100円ショップでも遮光ネットが手に入るので、コストを抑えつつ手軽に対策が可能です。
夏場の追肥は「控えめ&液体」が正解

猛暑の中では野菜の根も疲れ気味。そんなときに強い肥料を与えると「肥料焼け」になる可能性も。
✔ 液体肥料を薄めて与える(週1〜2回)
✔ 有機液肥なら野菜にもやさしい
✔ 元肥が効いていれば無理な追肥は不要
「育ちが悪い=肥料不足」とは限りません。
様子を見ながら慎重に。
特にトマトやナスなどの果菜類は、過剰な肥料で実がつかず葉ばかり茂ることもあるため、バランスが重要です。
肥料の種類について詳しくは下記「関連記事・おすすめ記事リンク」を参照してください。
病害虫の爆発的増加に備える

高温多湿はアブラムシ、ハダニ、ヨトウムシなど害虫の天国です。病気も広がりやすくなります。
✔ 毎朝・夕に葉裏をチェック
✔ 被害を見つけたらすぐに手で除去
✔ 風通しを良くするためにこまめな剪定を
✔ 病気の葉はすぐに処分
被害が拡大する前に、こまめな観察と初期対応がカギです。
農薬を使いたくない人は、安全な手作り防虫剤など、自然由来の防除アイテムも活用しましょう。
特にカメムシやヨトウムシは一晩で大被害をもたらすため、日々のチェックが欠かせません。
自分の健康も大切!熱中症対策

作業に夢中になると、つい自分の体調を後回しにしがち。
家庭菜園は楽しいですが、無理は禁物です。
✔ 作業は午前中または夕方に限定
✔ 帽子・長袖・首タオルで直射日光を避ける
✔ 水分+塩分補給はこまめに
✔ 30分に1回は休憩を
健康でなければ野菜も育てられません。
まずは自分を大切に!気温が高くなる日は、無理に作業せず、室内で育苗管理や次の植え付け計画を立てるのも立派な作業です。
まとめ
6月の北海道は急に寒くなったり猛暑になったり野菜たちにとって試練の季節ですが、適切な対策を取ることでぐっと育てやすくなります。
今回のチェックリストを、ぜひご自宅の家庭菜園でも参考にしてみてください。
北海道の初夏も油断は禁物。
暑さに負けず、家庭菜園を楽しみましょう!
猛暑対策をしっかりすれば、野菜の味や収穫量にも良い影響が出るはずです。
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