2025年夏はスズメバチ大量発生!闘いがついに決着!北海道家庭菜園での注意点と対策

スズメバチ注意報 ひとりごと

2025年夏、全国的に「スズメバチ大量発生注意報」が話題になっています。
北海道でも例外ではなく、8月〜10月にかけて活動がピークを迎えます。

特に果樹や花の多い家庭菜園では、スズメバチとの遭遇リスクが高まります。
この記事では、今年の発生状況や北海道での注意点、安全な対策方法をまとめました。


🐝 今年のスズメバチ発生状況(北海道版)

  • 暖冬と春先の高温で越冬女王蜂の生存率が高かった
  • 果樹や花が豊作で餌場が豊富=繁殖が活発化
  • ケブカスズメバチ、キイロスズメバチ、オオスズメバチの目撃報告あり

特にケブカスズメバチは北海道でも多く見られる種類で、果樹や花の蜜を求めて飛来します。


🍇 家庭菜園での遭遇シーン

  • ブルーベリーやブドウなど熟した果実に集まる
  • 花に集まるミツバチやアブを捕食するため待ち伏せ
  • 水飲みや樹液吸いのため庭木に来る

こうした行動パターンを知っておくと、作業時に遭遇するリスクを減らせます。


⚠️ 家庭菜園でできる安全対策

1. 近づけない工夫

  • 果実は完熟前に早めの収穫
  • 落果や食べ残しはこまめに片付け
  • 花の多いエリアの作業は早朝や夕方など活動が鈍い時間帯に

2. 寄ってきた場合の行動

  • 手で払わない、走らない
  • ゆっくり後退して距離を取る
  • 黒い帽子や服装を避ける(蜂は黒を敵と認識しやすい)

3. 巣の発見と対処

  • 軒下・庭木・物置などを定期的にチェック
  • 巣を見つけた場合は専門業者に依頼(自力駆除は危険)

⚠️ 試した対策と結果

1.おにやんま君

以前お伝えしたように、おにやんま君は全く効果がありませんでした。

詳しくはこちらを参照:ブルーベリー争奪!スズメバチとの闘い【北海道版】

2. 自作ペットボトルトラップ

甘いジュースと酢を入れた自作トラップを設置すると、短時間で複数匹の捕獲に成功しました。
しかし捕獲しても次々と新しいスズメバチが飛来し、根本的な解決にはならず、作物周辺の危険は減りませんでした。

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3. 忌避スプレー(ハッカ油)

天然成分のハッカ油スプレーを幹や支柱に散布しましたが、ブルーベリーに対する食欲の方が優っているようで、ほとんど効果を感じることは無く、相変わらずブンブン飛び交っている状態でした。

忌避スプレーは、果樹に近づけないように使うのでは無く、自分の衣服に吹きかけて自分を守るためのスズメバチ除けとして使うのが良いように思いました。

4. 結局これ!防虫ネットでの物理的遮断

最終的にスズメバチが狙うブルーベリーを防虫ネットで覆う方法を採用。
直接果実に近づけないようにしたところ、スズメバチは初めはネットの上をウロウロしていましたが、しばらくすると諦めて飛来しなくなりました
ついにスズメバチとの長い闘いは、決着したのであった🐝
安全性・効果ともに高く、もっと早く取り入れれば良かったと感じてます。

ただし、スズメバチが飛び交っている中で防虫ネットをかける作業がかなり大変で危険です。
作業は活動が活発になる前の早朝がおすすめ、実際ネットをかけた後に中に一匹スズメバチが入っているのを確認し、これを追い出すのに苦慮しました。

使ったネットは北海道の人なら見覚えがあるのでは・・、 冬に使う雪囲い用のネットです。


🛠 家庭菜園でできる安全対策まとめ

  • 果実は完熟前に早めに収穫する
  • 落果や食べ残しはすぐに片付ける
  • 作業は早朝や夕方など活動が鈍い時間帯に行う
  • 忌避剤やトラップは補助的に使い、最終的には物理的な遮断が効果的
  • 巣を見つけた場合は必ず専門業者に依頼する

まとめ

2025年はスズメバチの活動が例年以上に活発です。
小さな表庭の家庭菜園では、捕獲や忌避だけでなく「近寄らせない環境づくり」が重要だと実感しました。

無理な駆除はせず、予防・発見・回避を徹底して、安全に家庭菜園を楽しみましょう。

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