こんにちは、北海道で家庭菜園を楽しんでいる あまのじゃくです。
6月に入り、ようやく暖かい日が続くようになりました。
6月初めはぐずついた天気と低温が続き、少し心配していましたが、二週目からは晴天が戻り、畑の野菜たちも元気を取り戻してきました。
この記事では、2025年6月上旬現在の我が家の小さな裏庭の様子を詳しくご紹介します。
同じように北海道や寒冷地で野菜を育てている方にとって、少しでも参考になれば嬉しいです!
◆ 6月上旬の北海道家庭菜園の気候と野菜の動き
今年の6月初旬は、雨と寒さでスタートしました。
最高気温が15℃前後の日も多く、苗や種にとってはちょっと厳しいスタートでした。
ですが、6月第2週からは一転して晴れ間が続き、気温も上昇。
ようやく夏野菜らしい成長が見られるようになってきました。

茄子:第一花房が確認できました!

茄子はゆっくりとしたスタートでしたが、6月に入ってからグッと成長し、ようやく第一花房が付きました。第一花はその株の勢いを決める大事なポイントですね。
これから追肥やわき芽かきなどの手入れを丁寧にして、しっかり実をつけてもらいたいところです。
ズッキーニ・かぼちゃ:待望の開花!


ズッキーニとかぼちゃも花が咲き始め、いよいよ本格的な育成期に入りました。
ズッキーニは花が咲いたらすぐに人工授粉することで実つきが良くなります。
特に北海道では気温が安定しない日も多いので、人工授粉は欠かせません。
きゅうり・ピーマン・シシトウ:順調に成長中



これらの野菜たちは、特に問題なく順調に育っています。
きゅうりはつるが伸び始め、支柱への誘引が必要になってきました。
ピーマンやシシトウもわき芽が出始め、管理が楽しくなってきています。
とうもろこし:発芽率50%…再播種しました

とうもろこしは、残念ながら**発芽率が約50%**とかなり低め。
冷え込みの影響を受けたのか、半分ほどしか芽が出ませんでした。
そこで、芽が出なかった部分に新たに種をまき直しました。
生育にバラつきが出るのは避けられませんが、遅れを取り戻せるように追肥と土寄せをしっかり行う予定です。
枝豆:発芽率わずか10%…こちらも再挑戦

枝豆はさらに厳しく、発芽率がわずか10%ほどでした。
冷え込みの影響をもろに受けた感じで、播種が早すぎたようです
これでは収穫どころではないため、こちらもタネを再度まき直しました。
北海道では6月中旬でも播種が可能ですので、今後の天候に期待してしっかり育てていきます。
サヤエンドウとインゲン:頼もしい成長ぶり


逆に、サヤエンドウとインゲンはとても順調。
まだ花は確認できませんが蔓を伸ばして成長を続けています。
早めに支柱を立てて風対策も忘れずに。
葉物野菜:ほうれん草・青梗菜・リーフレタスが順調



葉物は全体的に順調です。特に青梗菜は間引きした葉を収穫し、炒め物などに活躍しています
他の葉物も間引きを兼ねた収穫が続くので、長く楽しめそうです。
二十日大根:発芽率が悪くタネを再播種

手軽に育つ印象のある二十日大根ですが、タネが古かったこともあり発芽率が悪く、思ったように芽が出ませんでした。
こちらも再度タネをまいて様子を見ることに。
意外と温度や湿度に敏感な野菜なので、タネまきの時期や天候を見極めることが大切ですね。
トマト:小さな実がつき始めました!

トマトは今のところとても順調で、花が咲き、ちらほらと実が付き始めています。
最初の実はやや早めに摘果することで、株の生育を助けることもあるので、様子を見ながら判断していきます。
◆ 雨の季節に備えて雨よけを設置!

これからの時期は梅雨の走りのような長雨が続くこともあります。
北海道でも、6月下旬から7月初めにかけては曇天・雨が増えるため、病気のリスクが高まります。
特にトマトは雨に弱いため、簡易的な雨よけビニール屋根を設置しました。
支柱とビニールシートで作る簡単な雨よけでも、泥はねや葉への直接の雨を防ぐだけで病気のリスクはグッと下がります。風対策としてしっかり固定することも忘れずに。
家庭菜園 雨よけセット ワイド 高さ175cm×肩幅160cm×間口190cm×奥行き180cm : Amazon
◆ 今後の課題と楽しみ
その他、じゃがいも・サツマイモ・ニンニク・大根・長ねぎなどは順調です
ニラ・アサツキ・アスパラはすでにお浸しや・薬味・炒め物などで活躍しており
春の食卓を飾っています
行者ニンニクで3枚葉のものがあったので収穫せずにいたところ、可愛い花を咲かせました。
ここからこぼれ種で増えていくのかはわかりませんが、仮に増えたとしても収穫は5年後と先は長いです。

6月は野菜の生育が一気に加速する時期です。
一方で、発芽不良や病気リスクなど課題も多い季節。
今後は、以下のポイントを意識して管理していく予定です:
- 追肥とわき芽かきで生育を助ける
- 発芽しなかった場所のフォロー(再播種・移植)
- 雨対策(雨よけの補強、排水の確保)
- 害虫対策(アブラムシ、ヨトウムシなどの確認)
◆ まとめ:北海道の6月、家庭菜園はいよいよ本番!
体調不良と寒さで出遅れた野菜たちも、6月中旬を過ぎてから本格的に元気を取り戻すことに期待してます。
これからの管理次第で収穫量が大きく変わってくるので、日々の観察とお手入れが大切です。
今後も小さな裏庭の様子を定期的にレポートしていきますので、ぜひブログのブックマークとSNSフォロー・Xでリポスト 下記のブログ村で投票をお願いします。
コメント