北海道の10月は気温が一気に下がり、家庭菜園は「片付けの季節」と思われがちです。
確かに小さな裏庭などの露地での種まきや植え付けはほぼ終了しますが、工夫次第でまだまだ小さな野菜づくりを楽しめます。
ここでは、10月からでもできる家庭菜園の小さな収穫アイデアをご紹介します。
ニンニクの植え付け(10月上旬まで)
北海道ではニンニクを「秋植え・雪の下で越冬」させるのが一般的。
10月上旬までに植えておけば、翌年の初夏に大きな球を収穫できます。
詳しくは関連記事:北海道の9月種まきは「短期決戦」+「冬越し準備」!秋に間に合う野菜と翌春収穫の仕込み を参照してください
ビニールトンネルで葉物野菜
寒さに強い葉物は、簡易的なビニールトンネルを設置すれば、まだ栽培可能です。
- ほうれん草
- 小松菜
- 春菊
- 水菜
発芽後は成長がゆっくりになりますが、霜よけを工夫すれば年内の収穫も期待できます。

プランターで楽しむベビーリーフ
発芽から2〜3週間で収穫できるベビーリーフは、プランター栽培におすすめ。
日当たりのよい窓辺やビニール温室で育てれば、真冬でも小さな収穫を楽しむ事ができます。
繰り返し播種して「切っては食べる」スタイルが便利です。
室内でできる簡単栽培
外が寒くなったら、室内での「小さな菜園」も楽しいものです。
- ラディッシュ(二十日大根):発芽から30日ほどで収穫。
- 豆苗:市販の豆苗を水に浸けて再生栽培。
- ブロッコリースプラウト:トレーとキッチンペーパーで手軽に育つ。
冬に備える畑の準備
10月は「土を休ませる」大事なタイミングでもあります。
収穫後の畑に堆肥や石灰を入れてよく耕し、来春に備えましょう。
雪の下で熟成された土は、春に野菜が育ちやすくなります。

まとめ
北海道の10月は、露地での栽培は限られますが、ビニールトンネルやプランター、室内栽培を取り入れればまだまだ家庭菜園を楽しめます。
冬越しの準備と合わせて「小さな収穫」を体験できるのも、この時期ならではの魅力です。
おすすめ関連記事
・家庭菜園向け|雪の下野菜に挑戦してみよう!(北海道版)
・落ち葉堆肥づくりの始め方|秋の家庭菜園リサイクル術
・家庭菜園|9月になったらやるべきこと(北海道版)

にほんブログ村
コメント