【雪国サバイバル】カーテンを開けるのは「賭け」である。〜スコップ一本に込める情景〜

雪国サバイバル ひとりごと

皆さん、おはようございます。

今朝、私はカーテンを開ける前に、深呼吸をし 祈りを捧げる。

これは「予報」との戦いではありません。「自分自身の運」との戦いです。

勢いよくカーテンを開け、窓の外を見る。

……積もっていない。

「勝った。」 「今日は雪かきしなくていいんだ!」

たったそれだけのことで、その日一日がバラ色に見える。雪国の幸せのハードルは、もはやスズメの涙ほどに低いのです。こんな近くに幸せがあるんだ❤️

目覚まし時計は「ご近所さん」

「今日は休みだから、昼まで寝るぞ!」

そんな決意を粉々に打ち砕くのが、早起きなご近所さんが奏でる**「ザッ、ザッ」というスコップの重低音**です。

あの音を聞いた瞬間、夢から現実に引きずり戻されます。「ああ、積もったんだな」と悟る絶望。もはや、町内全体がひとつの巨大なアラーム時計です。

雪かきは「自分との対話」

降り続く雪を前に、「今やるか、後でやるか」と悩む時間は、人生における最も無意味で、かつ最も重要な哲学的問いです。

そして、いざ始めればそこはスポーツ会場。

「去年より遠くへ飛ばせているか?」

「一回で持ち上げる雪の量は衰えていないか?」

雪を高く放り投げる飛距離で自分の健康状態を確認し、ひとり悦に浸る。雪かきは、自分の体力の確認、年齢による衰え具合を確認する セルフ体力測定と言っても過言ではありません。

謎の「お助け隊」の正体

雪国には、伝説のヒーローたちがいます。

車がスタックして立ち往生した瞬間、どこからともなく数人の男たちが現れ、無言で車を押し、脱出に成功した瞬間に、名も名乗らず吹雪の中へ消えていく……。

助けられた側は、お礼を言いたい。でも、ここで止まったらまたスタックする。

「ごめーーん!ありがとうーー!」と心の中で叫びながら、アクセルを緩めず走り去る。

数十メートル先でようやく停車して戻っても、そこにはもう誰もいない。

誰もが助けられ、誰もがヒーローになれる。雪国の、粋すぎる「お互い様」の精神です。

温暖化への切実な願い

「数年に一度の寒波」「10年ぶりの大雪」というフレーズを、毎年聴いている気がするのは私だけでしょうか。

「地球温暖化っていうけど、夏に本気出しすぎじゃない? 冬の気温は上がってないぞ?」と、冷え切った手を見つめて問いかける日々です。

AIの進化と共に自動運転技術が進む世の中、雪国の人たちはイーロンマスクさんに自動雪かきロボットを作って欲しいと願うが、出来てもきっとお高くて買えないだろうと現実とも戦っている。

将来夢が現実になるまでは、ご近所さんのスコップの音を合図に、せっせと腰を振る毎日が続きそうです。


さあ、今日も腰に湿布を貼って、戦いに行きますか!

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