「朝起きたら玄関が雪で埋まっている…」
「屋根の雪庇(せっぴ)が隣の家に落ちそう…」
札幌の冬、体力的にも時間的にも自力での除雪に限界を感じている方は少なくありません。
前回は「札幌市全体の除雪予算」という大きな視点でお伝えしましたが、今回はより切実な「個人の除雪」にフォーカスします。
2025-2026年シーズンの最新相場感と、後悔しないための業者選びのポイントを分かりやすくまとめました。

🕒 どっちがお得?「シーズン契約」vs「スポット依頼」
民間の除雪サービスには、大きく分けて次の2つの契約形態があります。
① シーズン契約(定期排雪)
冬の間、定期的(週1回・月2回など)に排雪してもらう契約です。
- 相場:約44,000円〜80,000円前後
※敷地条件や重機使用の有無によっては10万円近くになる場合もあります - メリット:ドカ雪の際も優先的に対応してもらえる
- 注意点:雪が少ない年でも返金されないケースが多い
「毎年必ず雪が多い地域」「高齢世帯」では安心感のある契約形態です。
② スポット依頼(単発)
「今回だけどうしてもお願いしたい」という時に使える単発依頼です。
- 人力除雪:30分〜1時間で 3,500円〜7,000円前後
- 排雪(4tダンプ1台):8,000円〜15,000円前後
※堆積場代・燃料費高騰の影響で上昇傾向。条件次第で2万円近くになる場合も - メリット:必要な時だけ頼めるので無駄がない
- 注意点:大雪直後は予約が集中し、数日待ちになることも

🔍 失敗しないための「3つのチェックポイント」
個人除雪サービスは便利な一方、トラブル相談が一定数ある分野でもあります。 後悔しないために、最低限次の3点は必ず確認しましょう。
① 賠償責任保険に加入しているか
もっとも重要なポイントです。
除雪作業では、外壁・フェンス・車・エアコン室外機などを破損してしまうリスクがあります。
賠償責任保険に加入している業者であれば、万が一の際も補償対応がスムーズです。 「保険に入っていますか?」と聞いて、はっきり答えられない業者は避けましょう。
② 料金体系が明文化されているか
「1回いくら」だけで判断するのは危険です。
- 出張費は含まれているか
- 雪を捨てる堆積場代は別料金か
- 時間超過時の追加料金はあるか
これらを書面やメールで残すことで、後からの高額請求トラブルを防げます。
③ 地域での実績・評判があるか
近年はネット広告だけで集客する仲介型業者も増えています。
札幌市内に事務所や拠点があるか、近所で利用している人がいるかなど、地域密着型かどうかを確認すると安心です。
地域密着のアプリを利用するのも有効です
”くらしのマーケット”や”ミツモア”などのマッチングサービスアプリは事前に金額が表示されて安心です
🏠 自力で頑張る前に!札幌市の「福祉除雪」も要確認
条件に当てはまる世帯は、札幌市が実施している「福祉除雪事業」を利用できる可能性があります。
- 対象:70歳以上の一人暮らし世帯、重度の障がいがある方の世帯など
- 費用:市民税課税世帯でも8,000円〜12,000円程度が一般的
- 内容:シーズン中の玄関先の除雪支援
【注意点】
人手不足の影響で、例年よりも早期に募集枠が埋まる傾向があります。 申し込みは8〜10月頃までに済ませておくのが安心です。
まとめ|無理をせずプロを頼るのも「冬の護身術」
札幌の除雪は、想像以上に重労働です。 無理をして腰を痛めたり、屋根からの落雪事故に遭ってしまっては本末転倒です。
「雪かきは運動代わり」と割り切るのも一つですが、
どうしても困った時に頼める連絡先を1つ持っておくだけで、冬の安心感は大きく変わります。
今年度の状況次第で来年度はどうするか、早めの準備で、札幌の冬を賢く乗り切りましょう。
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