ドカ雪の翌朝でも札幌の道路が動く理由|世界屈指の除雪体制とは

札幌の道路の除雪 ひとりごと

先日のドカ雪の翌朝、札幌の主要道路はしっかり除雪されて比較的スムーズに通行することが出来ました。
これは偶然ではなく、札幌市が世界有数の豪雪都市として、長年かけて整えてきた世界屈指の除雪体制によるものです。
一晩で数十センチの雪が積もっても、通勤・通学の時間帯までに道路が確保される背景には、計画的な除雪と市民の協力があります。
一晩かけて除雪作業をしてくれた方々に感謝です。

⛄ 札幌市の除雪体制とは

札幌市では、雪の量や道路状況に応じて複数の除雪作業を組み合わせています。

主な除雪の種類

  • 新雪除雪(かき分け除雪)
  • 路面整正
  • 拡幅除雪
  • 運搬排雪

特にドカ雪の直後に行われるのが「新雪除雪(かき分け除雪)」です。

新雪除雪(かき分け除雪)とは

新雪除雪とは、夜間から早朝にかけて降り積もった新雪を道路脇に寄せる作業のことです。

路面に雪が残ったまま交通量が増えると、圧雪となり除去が難しくなります。 そのため、札幌市では交通量の少ない深夜から朝にかけて集中的に作業が行われます。

作業方法

  • 幹線道路:除雪グレーダや除雪トラックで除雪
  • 生活道路:タイヤショベルで除雪

新雪除雪の出動基準

新雪除雪は、次のような条件をもとに判断されます。

  • 連続した降雪で積雪が10cmを超え、走行に支障が出ると予想される場合
  • 交通量が多く、圧雪による交通障害が予想される場合
  • 風雪や地吹雪により、吹きだまりが発生すると予想される場合

一方で、雪がすでに踏み固められている場合や、気温が高く自然に溶けると判断される場合は、作業を行わないこともあります。

札幌市の除雪対象路線は約5,400km

札幌市が除雪を行う道路の延長は、約5,400kmにも及びます。

  • 道路幅8m以上の道道・市道
  • 道路幅8m未満でも、機械除雪が可能な市道

道路の種別によって、確保される車道幅や圧雪の厚さは異なります。 すべての道路が同じ状態になるわけではない点には注意が必要です。

除雪情報はどこで確認できる?

除雪の出動状況や作業エリアは、以下の方法で確認できます。

  • 札幌市公式LINE
  • テレビのデータ放送
  • HTB・HBCなどのテレビ局

通勤・通学や車での外出前に確認しておくことで、無駄な渋滞や立ち往生を避けることができます。

⚠️ 円滑な除雪のために市民が気をつけたいこと

札幌の除雪は、市の作業だけでなく、市民の協力によって成り立っています。

市民へのお願い

  • ゴミ出しは収集日の朝に
    除雪作業前に出すと、除雪車に巻き込まれる危険があります。
  • 民有地の雪を道路に出さない
    道幅が狭くなり、交通事故や渋滞の原因になります。
  • 道路に迷惑駐車しない
    除雪車が通れなくなります。

まとめ|札幌の除雪は「当たり前」ではない

ドカ雪の翌朝でも道路が使えるのは、札幌市が長年培ってきた除雪体制と、 夜間から作業を続ける除雪関係者の努力、そして市民の協力があってこそです。

大雪の日ほど、除雪は見えないところで進んでいます。 安全な冬を過ごすためにも、除雪ルールを守り、無理のない行動を心がけたいですね。

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