🌱 はじめに
プランターや菜園の土、使い終わったまま放置していませんか?
「古い土=もう使えない」と思われがちですが、冬の間に再生作業をしておけば、春には立派な“よみがえり土”に!
今回は、北海道などの寒冷地でも実践できる冬のリサイクル土作り術を紹介します。
古い土の再生
🧂 古い土をそのまま使うとどうなる?
古い土は、栄養が減っていたり、病害虫の卵・根のカスが残っていたりします。
そのまま次の栽培に使うと――
- 発芽しにくい
- 根腐れが起きやすい
- 害虫が発生しやすい
といったトラブルに。
でも、正しい手順で再生すれば新品同様に使えるんです!
☀️ 冬の間にできる「土の乾燥・消毒」
雪が積もる前や、室内作業でおすすめなのが「乾燥消毒」。
手順:
- 古い土をふるいにかけて、根やゴミを取り除く。
- トレーやビニールシートに広げて、晴れの日に天日干し(2〜3日)。
- 冬場の日照が少ない場合は、室内で新聞紙の上に薄く広げて1〜2週間乾燥。
乾燥は「雑菌を減らす」効果があり、これだけでも土の状態が改善します。

🧪 栄養を補給!“再生のもと”を混ぜよう
乾かした土に、以下の材料を混ぜていきます。
| 材料 | 役割 |
|---|---|
| 腐葉土または堆肥 | 微生物と有機質を補給 |
| 赤玉土(小粒) | 通気性を回復 |
| くん炭・もみ殻 | 水はけ改善、菌バランス調整 |
| 苦土石灰 | 酸度調整(1Lあたり小さじ1) |
混ぜたら、土全体をビニール袋やフタ付き容器に入れて、1〜2か月寝かせる。
この間に微生物が活性化し、ふかふかの再生土になります。
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🏠 雪国なら「物置・玄関の片隅」でOK
北海道などでは外が凍結してしまうため、再生中の土は室内や物置の中で保管します。
冷気はあっても、凍らなければ微生物の活動がゆっくり進むので大丈夫。
春に向けて、土がほどよくなじみます。
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🌸 春になったら「発芽テスト」で確認!
再生した土は、いきなり大切な苗に使うのではなく、試し蒔きをしてみましょう。
- 小さなポットに再生土を入れて、レタスやカイワレなどを播種
- 1週間ほどで芽が出ればOK
- 発芽率が悪ければ、堆肥をもう少し追加
こうすれば、春の本番栽培も安心です。

🪴 まとめ
古い土も、ひと手間加えるだけで立派に再利用できます。
✅ 根やゴミを取り除く
✅ 天日や室内で乾燥
✅ 腐葉土・赤玉・くん炭を混ぜる
✅ 冬の間じっくり寝かせる
エコで節約にもなる「リサイクル土作り」、ぜひ冬の間にお試しください🌱
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