外は雪景色でも、室内に小さな緑を取り入れるだけで気分がぐっと明るくなります。特にハーブは、育てやすく香りも楽しめる人気の植物。冬の北海道など、寒冷地でも室内で手軽に育てられるのが魅力です。
この記事では、冬に始められるおすすめのハーブと、窓辺などで上手に育てるコツ、さらに料理やリラックスに役立つ活用法をご紹介します。
冬の室内栽培に向くハーブ5選
冬の室内は乾燥しやすく日照時間も短いため、強い日光を必要としないハーブが向いています。
① ミント
寒さにも強く、キッチンでも手軽に育てられます。水差しでも発根しやすく、コップに挿しておくだけでも元気に育ちます。ハーブティーやデザートの飾りにぴったり。

② パセリ
料理に欠かせない万能ハーブ。発芽にやや時間がかかりますが、冬でも日当たりのよい窓辺なら育てられます。収穫後も根元を残せば再生します。
③ バジル(スイートバジル)
寒さにやや弱いため、暖かいリビング向き。ペットボトル鉢や小型プランターで栽培すれば、ピザやパスタに使う分だけを新鮮なまま収穫できます。

④ チャイブ(西洋アサツキ)
ネギのような香りが特徴で、卵料理やスープに最適。耐寒性が高く、室内でも元気に育ちます。株分けで増やすことも可能です。
⑤ ローズマリー
乾燥に強く、日当たりがあれば冬でも元気。枝の香りが空気をリフレッシュしてくれるので、玄関やリビングにもおすすめです。

日光が少ない冬に育てるコツ
- 窓辺の南向きがベスト:冬の日差しを最大限活かしましょう。
- 鉢は明るい色に:光を反射して植物に届きやすくなります。
- 水やりは控えめに:乾燥気味に育てることで根腐れを防げます。
- 受け皿に水を溜めない:寒い室内では蒸発しにくく、根を痛める原因に。
LEDライトを使わなくても、昼間はできるだけカーテンを開け、反射光を利用するだけで十分育ちます。アルミホイルや白いボードを窓辺に置くと、光を効率的に当てられます。
収穫したハーブの活用法
● 料理にひと工夫
・バジル → トマトやモッツァレラチーズに
・ミント → 紅茶やデザートに添える
・チャイブ → スープやオムレツのトッピングに

● 香りで癒しタイム
乾燥させたハーブを小袋に入れて「簡易ポプリ」にすれば、クローゼットや枕元でリラックス効果も。ローズマリーやラベンダーの香りは、気分をすっきりさせたい日にぴったりです。
冬のハーブ栽培で得られる3つの効果
- 気分のリフレッシュ:植物の香りと緑色がストレスを軽減。
- 料理の幅が広がる:新鮮ハーブで食卓が華やかに。
- 春に向けた予行練習:室内で育てることで、春以降のプランター栽培にもスムーズに移行できます。

まとめ|冬でも「香る家庭菜園」を楽しもう
雪に閉ざされる冬こそ、室内に小さなハーブガーデンを作るチャンス。特別な設備は必要なく、窓辺と少しの水で手軽にスタートできます。お気に入りの香りに包まれながら、心も体もあたたまる“癒しの家庭菜園”を楽しんでみてください。
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