61歳で自己都合退職|失業保険150日フル受給の体験談

失業保険受給 ひとりごと

私は61歳で自己都合退職をし、ハローワークで手続きをして失業保険(雇用保険の基本手当)を受給しました。
給付制限2か月がありましたが、結果的に150日分をフルに受け取ることができました。
今回のひとりごとはその流れと「求職活動実績」の作り方を中心にまとめます。

失業保険の基本条件(私のケース)

  • 年齢:61歳
  • 退職理由:自己都合
  • 給付制限:2か月
  • 給付日数:150日(約5か月分)

つまり、退職してすぐには支給されず、7日間の待機+2か月の給付制限の後に給付が始まりました。
支給が始まるまで約3か月待つことになります。

もし今 退職して失業保険の受給を考えている方は、まず3ヶ月間無収入となることを覚悟する必要があります。
ただし会社都合退職の場合は、最短7日間の待機期間を経れば失業給付金を受給できます。
また、失業保険を受給できる期間も最大330日となっており、自己都合退職よりも長期間もらえます。

認定回数と求職活動実績の必要数

150日分フルにもらうには、約4週間ごとの認定日が5回あり、そのたびに「求職活動実績」が必要です。
自己都合退職の場合、各月2回以上の実績が求められるため、合計で10回分の実績を積み上げなければなりません。

この「求職活動実績」が、ちょっとした難関で回を重ねるごとに億劫になります。
年齢が若い方で、早く就職を希望する人は一生懸命に求職活動をすると思いますが、私のように定年退職後に150日分の給付金を受給するためには、活動実績事態を無理にでも作り上げる必要があります。

私の実績の作り方

最初の月は自然に2回の実績が作れました。

  • 初回のハローワーク手続き(就職相談としてカウント)
  • 雇用保険受給説明会への参加(セミナー参加としてカウント)

その後は次のように分けて実績を積みました。

  • 前半6回: ハローワーク窓口での求職相談 → 求人検索の仕方、応募の流れ、職業訓練の情報確認など、毎回小さなテーマでも「相談」として実績に。

    初めのうちは、相談窓口で質問することもいろいろあったのですが、だんたんと質問もなくなり、窓口に行くことが難しくなってきました。
  • 後半4回: 民間の職業紹介会社のオンラインセミナー受講 → 公的機関や民間機関のセミナーは実績として認められるため、安心して利用できました。

    私が利用したのは「doda転職セミナー動画」です。
    視聴するだけのもので、会員登録(無料)すれば全ての動画が無料で見ることができます。
    いつでも好きな時間に見ることができて、視聴後に簡単な確認テストに回答すると「求職活動証明書」となるメールが送られてきます。
    確認テストは本当に簡単なもので動画をちゃんと見ていなくても常識で正解できます。

このようにして、合計10回の実績を無理なく達成しました。

受給の流れと感想

失業保険の手続きをしてから3ヶ月後から支給が始まり、そこから150日間フルに受給
毎月2回の実績作りは少し面倒に感じましたが、ハローワーク相談とセミナーを組み合わせれば負担は軽く、スムーズに最後まで受け取ることができました。

相談窓口の人も、慣れたもので こちらが実績作りに来てるだけだというのはお見通しで、あえて忙しい時間帯に行けば、短時間で簡単に実績のハンコを押してくれます。
一度だけ「ハローワーク 」ではなく「あいワーク」という地方自治体の相談窓口に行ったのですが、利用者が少なく暇そうにしていた窓口の人に、じっくり丁寧にいろいろと説明されて時間が長くかかったことがありました・・・・。
じっくり相談したい人はこちらの方が良いかもです。

これから受給する方へ

  • 最初の2回の実績(手続き+説明会)は自動的にクリアされる
  • 残りは「ハローワーク相談」や「オンラインセミナー」で十分対応できる
  • 応募しなくても、相談やセミナー参加で実績になるので安心

失業保険を150日フルに受け取るには、コツコツと実績を積むことが大切です。
同じように自己都合退職で受給を考えている方の参考になれば幸いです。

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