老後の資金いくら必要？
本来は退職する前に 老後の資金問題を真剣に考えなければいけないのですが
人生をずっと なんとかなるだろうで生きてきたおやじは
よく考えずに退職してしまったのである
老後の収入はいくら
標準的な夫婦2人分の厚生年金は 23万483円（令和6年度 日本年金機構 老齢基礎年金を含む）
65歳以上の夫婦のみ無職世帯の可処分所得は 21万3042円 （令和6年度 総務省家計調査）
（可処分所得：収入のうち 税金や社会保証などを除いた収入 手取額）
支出はいくら
65歳以上の夫婦のみ無職世帯の平均消費支出は25万959円（令和6年度 総務省家計調査）
不足分は
213,042円ー250,959円＝マイナス37,917円
毎月 約3万８千円の不足
年間 約45万6千円の不足
65歳から25年生きると仮定した場合
90歳までに 1140万円の不足
貯蓄額はいくらあるか
70歳代・二人以上世帯の貯蓄額
（金融広報中央委員会の家計の金融行動に関する世論調査令和5年）
平均：1757万円
中央値：700万円
平均値は巨額な金額も含まれるため 中央値の方が実態に近いと思われます
一方 3000万円以上の貯蓄がある人は19.7％
金融資産非保有の人も19.2％ いるというデーターもあります
老後1140万円問題
みなさん どうですか？
これが日本の実態です
老後2000万円問題 という話題がありましたが 全く聞かなくなりましたよね
貯蓄3000万円以上が約20% ５世帯に一世帯！ 多いと感じますか 少ないと感じますか
私はそんなに居るの？ と思いました
1140万円以上貯蓄ありますか？
今後年金は減ると言われているし それでも足りなくなるかもしれません
全然余裕！自分は富裕層という人は ぜひお友達になってください
絶対に儲かるおいしい話を教えます😎 ←Googleに怒られるかもなので後で消す
＊あくまでも標準的な夫婦二人家庭の場合の調査データーを拾ってきただけで 各世帯ごとに異なります 必ずこうなるわけではありません
仮に90歳までと仮定しましたが 日本の平均寿命は 男性81.05歳、女性87.09歳（令和４年厚生労働省）で 健康寿命は男性72.57歳、女性75.45歳 となっています
平均寿命は０歳で亡くなる人も含まれるため 実際はもう少し長く生きます
健康な時とそうでない時でも 支出は変わってくるので いろいろ考慮して考えなければなりません
健康なうちは家庭菜園もできますので できるだけ長く作っていきたいですね
３月も３分の1が過ぎ 北海道の春も近づいてきました
そんな北海道は その気候の違いから採れる野菜も 本州とは多少違いがあるようです
北海道で採れる野菜ランキング
都道府県別で見る収穫量のランキングで 北海道が一位の野菜は
ゆり根
わさびだいこん
にんじん
ブロッコリー
やまのいも
アスパラガス
とうもろこし
かぼちゃ
枝豆
じゃがいも
玉ねぎ
11種類もの野菜が収穫量全国一位です
生産期間が短いのに収穫量一位ってすごくないですか
でもちょっと待て あまり聴き慣れないものが混じっている
わさびだいこん
いわゆる「 山わさび」「西洋わさび」「ホースラディッシュ」の事です
やまのいも
いわゆる「やまいも」の事だが 品種に「やまいも」というものは無く
「やまのいも」が正しい「長芋」「自然薯」「大和芋」「いちょう芋」の総称である
ゆり根
知ってるがあまり見かけない気がする 元々アイヌ民族が食していたもので
北海道の伝統野菜である 植え付けてから収穫までに約３年かかり手間なのと
毒性があるものがあるので注意が必要
その他にも 一位では無いが生産量が上位で珍しい野菜があります
タアサイ 生産量２位
中国が原産の野菜で 見た目は小松菜や青梗菜、ほうれん草ににているアブラナ科の野菜
ねまがりたけ 生産量５位
「チシマザサ」と呼ばれる笹の若竹です 収穫時期はまだ雪が多く 芽が伸びてくる頃に雪の重さで根元が曲がってしまうことから「ねまがりたけ」といわれるようになった
植えると 笹藪となり広がるので 畑では無く 山の休眠地などに自生するような形で栽培する
生産量が高いということは北海道に向いてるとも言えます
あまりおすすめではないが 興味のある方はチャレンジしてみてはどうでしょう
ちなみに じゃがいもは 作付け面積が日本一の野菜で 収穫量が228万3千トンで
その８割が北海道で生産されてます（2021年度）
北海道の地野菜・伝統野菜
男爵芋
函館七飯町が発祥のじゃがいも
表面がごつごつとしていて日本で最も収穫量が多い
加熱するとホクホクとした食感になるが 煮崩れしやすい
八列とうきび
実が1周に8列並んでいるとうもろこし
一般的によく食べられているとうもろこしよりも細く でんぷん質が多くて 食感はモチモチしている
かつては最も多く栽培されていたが だんだんとスイートコーンに取って代わられ 現在ほとんど栽培されていない
札幌大通公園の名物「とうきびワゴン」でも かつては「八列とうもろこし」だった
まさかりかぼちゃ
まさかりを使わないと切れないほど皮が非常に硬いためその名がついた
今では「幻のかぼちゃ」と言われている
ラグビーボールのような形で、ホコホコした食感と癖のないさっぱりとした甘みが特徴
札幌大球
1球あたりの重量が8～20kg、球径が40～50cm程度と大型のキャベツ
主に漬物用として広く栽培されたが 1個重量が大きく 作業負担が大きく 農家の高齢化もあり
断念する人が多くなった
札幌黄
タマネギがまだ一般的でなかった明治初期に札幌で誕生 タマネギが全国に広まる先駆となった
辛味 甘味ともに濃く 肉質がやわらかいが 病気に弱く 栽培が難しいため「幻のタマネギ」と呼ばれるようになった
札幌黄たまねぎ：Amazon
ゆり根
上記参照
ラワンブキ
帯広のお隣 足寄町特産の巨大なふき 高さ3m 太さが10cm以上に育つ
苗や種の足寄町以外への持ち出しは禁止とされている
足寄町出身の歌手が 宣伝したことにより有名になった
♪果てしない〜大空と〜♫
もう30年以上前の話だが 足寄町の駅に行ったことがある
駅前に「空と大地の中で」の歌碑があり そこに「ボタン」が設置されていた
何気なく押してみると「チィ チィ」とスピーカーからノイズ音が鳴ったと思った次の瞬間
耳を擘くばかりの大音量で 歌が流れは始めて驚いたことがある
足寄町はなんでも大きいのが好きなようだ
あの「ボタン」は今でも健在だろうか・・・
珍しい品種に興味がある人はチャレンジしてみてはどうでしょう
楽しく安全で美味しい野菜を育てましょう
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